医療法人相生会にしくまもと病院 院長|林 茂

病院長挨拶

いつも当院に対してご理解ご協力を賜り、心からお礼申し上げます。

新型コロナのパンデミックは世界中に大きな禍をもたらしました。私たち医療者にとって先の見えない不安に立ち向かいながら、責任の重さにくじけそうになる日もありました。
一方で私たちはつらい経験から日々の診療において大切なことを学びました。お互いを信じて協働すること、新たな苦難に立ち向かう勇気、そして一隅を照らす慈愛の心。

ウクライナ侵攻は世界の安全保障、経済や食糧問題までも影響を与え続けています。直面している課題もたくさんあります。少子高齢化、人口減少による労働者不足、自然災害や新たな感染症との闘い。そして医療を取り巻く環境は変化し続けます。技術の進歩は寄り添った医療と共にあるのか。私たちは志をもって時代に立ち向かわねばなりません。

にしくまもと病院は①地域に根ざした急性期病院と診療所をつなぐハブ機能を有する、②慢性疾患に対する高度な医療の提供を行う、③リハビリテーションを基盤とした在宅との強い繋がりを持った病院として成長を続けてまいります。真に必要とされる病院とは。常に自省しながら、正しく変わり続けることで変わらない信頼を得たいと考えています。

私たちは時が流れても患者さんに寄り添い続け、頼られる強さを持ち、手を差し伸べる優しさのある医療人となるよう努力を続けてまいります。そして皆様に心から優れた病院だと言っていただけるように進んでまいります。

今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願いいたします。

医療法人相生会にしくまもと病院 病院長 山口浩司

院長がテレビで放送されました

「熊本地震~にしくまもと病院の記録~」を作成しました

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