当院が取組む在宅医療

当院が取組む在宅医療

我が国では、諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しています。
団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年には、4人に1人が75歳以上という超高齢社会が到来します。これまで国を支えてきた団塊の世代が給付を受ける側に回るため、医療、介護、福祉サービスへの需要が高まり、社会保障財政のランスが崩れるとも指摘されています。
そこで国は「地域包括ケアシステム」という、介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されることを推進しています。
これからは地域がつながる絆づくりが重要となってくるのです。

「ホスピタウン」とは

当院は平成5年より熊本ホスピタウン構想の実現を目指しています。「ホスピタウン」とはホスピタルとタウンを合わせた言葉で、医療・福祉・保健が充実した街のことです。子供たちや高齢の人も、喜びに満ち溢れて、健康で安心して住める街づくりという意味です。
平成25年4月に院内保育所「ホスピタウンKIDS」、平成26年1月にサービス付高齢者向け住宅(特定施設)「ホスピタウンハウス」を造ったのも、この熊本ホスピタウン構想の一環です。

当院の在宅医療の取り組み

当院は在宅療養支援病院です。在宅療養支援病院とは、住み慣れた地域で安心して療養生活をおくれるよう患者さまの在宅療養をサポートする病院のことです。訪問看護ステーションとの連携により24時間訪問看護の提供が可能な体制を確保することで、緊急時には在宅で療養を行なっている患者さまが直ちに入院できるなど、必要に応じた医療・看護体制をとっております。
また 医師が定期的に患者さまのご自宅を訪問する訪問診療や、理学療法士などのリハビリスタッフがご自宅に伺う訪問リハビリテーション にも力を入れています。病気や障害があっても、住み慣れた家で過ごしたいという方が、ご自宅に居ながら医療を受けることが出来ます。

在宅医療連携拠点事業について

超高齢化社会を迎えるにあたって、これからは医療や介護の世界も変化を求められてきています。病院完結型の医療から、地域完結型の医療への転換です。近隣の医療機関や介護施設と一緒に連携を図って、この問題に取り組んでいかなくてはいけません。下益城郡医師会では、在宅医療連携拠点事業に取り組んでおります。当院は北部地区の拠点病院として連携会議を行うなど活動しております。